女性器の表現の限界…「3Dまんこ」データで逮捕されたろくでなし子氏の個展

7月14日にこのようなニュースがお茶の間を駆け巡ったのですが…
3Dプリンター:わいせつデータをメール頒布 警視庁逮捕 – 毎日新聞

「わいせつ電磁的記録頒布容疑」で逮捕されたアーティスト「ろくでなし子」氏。その内容は、自身が3Dスキャナで撮影した女性器の立体画像データを元に複数人に送信したという事が容疑になっているとか何とか。ろくでなし子氏は逮捕後数日で釈放されたが、3Dデータで製作したまんこ作品の数々は押収されたままらしい。

新宿区 歌舞伎町

そんなろくでなし子氏の個展が新宿にある「新宿眼科画廊」で今年5月に開催されていたので我々DEEP案内取材班はこっそり見に行っていたのだ。

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個展の名前もド直球過ぎる。ろくでなし子個展「まんことあそぼう よいこの科学まん個展」。2014年5月9日(金)~21日(水)までの開催期間中にお邪魔しましたよ。なんと入場料は無料。つまりタダマンである。

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画廊の入口にはまんこキャラクター「まんこちゃん」と自慢のまんこ型ボート「マンボート」が!!まんこまんこ!

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ろくでなし子氏の活動の元は「まんこにまん権を」というテーマで、ちんこはネタ気味に多少露出しようが「かなまら祭り」のように公道に出ようが、テレビの深夜番組なんかでうっかりチンコと言ってしまおうが何の問題もないのに、なんでまんこだけが猥褻物として捉えられモザイクを掛けられ社会から封殺されるのか、それなら自分のまんこを使って表現をしたい、そういう考え方のようです。

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やはり日本人の性器に対するイメージが固定されたきっかけが幕末以降の西洋文明なんでしょうかね。古い神社にはちんことまんこが祀られている場所が沢山あるし、もっと性におおらかな文化を持っていたはずだった。黒船で日本にやってきて銭湯の混浴に驚愕したペリー提督のせいで、明治以降それが禁じられたのもありましたね。

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リアルなまんこの形をしたボート「マンボート」の製作にあたってろくでなし氏がボートの製造業者らにメールで送った3Dまんこデータで警察が動いたらしいんですが、このボートの制作費に約100万円、それも出資者を募って3000円から5万円程度のお金をそれぞれ出し合って捻出して作った代物だという事。

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で、肝心の3Dまんこを撮影する際の機材(3Dスキャナ)や貸しスタジオ料に13万円掛かったとろくでなし子氏ご本人から聞きました。おまんこ開帳しての撮影シーンもしっかり会場内に展示されていた。なお5万円以上の出資者にはこの撮影現場での立会権がついたそうです。

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マンボート以外にもいろんなまんこ作品が展示されていたよ。これなんか横から見たらまんこだと気づかないんですが。戦場をテーマにしたまんこのジオラマですが、こういうのを「ジオラマン」と呼んでいるようです。

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あの有名な機動○士○ンダムにまんこをくっつけた不謹慎系作品。なぜ○ンダムにまんこなのか。

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ろくでなし子氏が「不謹慎×不謹慎」を表現したという放射能事故の汚染水除去工事をテーマにした「フクシまん」!これをネタと見られない人もいたりして賛否を呼びそうですが芸術作品とは本来そのようなものではないでしょうか。ちなみにこのフクシまんは38000円で販売されていました。

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まん権を主張し表現活動を続けるろくでなし子氏ご近影。逮捕時に年齢が42歳だと知りましたが見た目若すぎてびっくりしました。

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ろくでなし子氏逮捕の報道は海外にも飛び火し、CNNなどにも取り上げられるようになり「3Dまんこ逮捕騒動」は日本の女性器に対する表現の自由に国際的議論を呼びかける程のものになった。まあ個人的には「ちんこ祭り」が許されるのなら「まんこ祭り」をやってもいいじゃないかとは思うけど、愛知の大縣神社のまんこ祭りですらあからさまな女性器の形をした神輿を挙げている訳でもないので、やはり現状ではちんことまんこに表現の自由の差を感じざるを得ないとは思う。

<テレビでまんこ発言をした例>

女性器と同じ読みの沖縄の「漫湖」は放送してもいいんだそうです。

過去にはタレントの松本明子が生放送中に「おまんこ」発言をして(厳密には笑福亭鶴光にそそのかされて)出演を干された例もあります。


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